
エレガントで豪華な飾り文字の一部。本来、飾り文字には着色方法のほか、ハイライトの入れ方、熟した果実の色の作り方、若い果実の表現方法、縁取りの方法
などガッシュの扱いに伝統的手法が存在します。文字本体の中の白い細密模様や文字全体を囲む四角い枠にも、決まった装飾技法があり、枠のかどの部分がへこ
んでいることにも全ては理由があります。技術だけではなく、先人の美的意識をも継承した飾り文字です。

文字のアップ。表現された伸びやかさは羽根ペンを思い通りに扱える技術があればこそ。羽根ペンはカリグラファーが自ら鳥の羽をカットして製作します。カリ
グラファーには文字のクウォリティーはもちろんのこと、その他、カリグラフィーに関する知識や道具の扱い、さらには「道具を作る」という技術も求められる
のです。
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作品の裏側には、ラテン語で作者のサイン。一流であることのあかしと言えるでしょう。また、はっきりとした黒ではなく、うっすらと入って「通」な印象。さ
りげなく作者の個性が出ています。ご購入者に内容をお知らせする小さなリーフレットがついています。サインの全景はご購入者だけのおたのしみ。

額縁は上品な細身の金彩。クラシック加工されており、しっとりとした光沢。お花の浮彫りが可憐です。
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